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#UE#Landscape#Mask#RVT#Tips#VirtualTexture

UE5 RVT(Runtime Virtual Texture)の最小セットアップ

概要

UE5 の Runtime Virtual Texture(RVT)を用いて、Landscape の Height / Color 情報を他のオブジェクトへ書き出し・サンプリングするための基本セットアップ手順。
プロジェクト設定からマテリアル構築、RVT Volume 設定までを一通りまとめる。


1. プロジェクト設定

UE5_RVT_001.png
  • バーチャルテクスチャのサポート:有効

  • テクスチャインポートの仮想テクスチャを有効化:無効

    • 自動 VT 化を回避し、必要な部分のみを VT 化するため。

2. RVT アセットを作成(Height 用 / Color 用)

UE5_RVT_002.jpeg UE5_RVT_003.jpeg

用途別に 2 種類を作成する。

  • Height 用 RVT

  • Color(Albedo)用 RVT


3. Landscape に RVT を割り当て

UE5_RVT_004.png UE5_RVT_005.png

Landscape の Virtual Texture 欄で、
作成した 2 種類の RVT(Height/Color)を割り当てる。


4. RVT Volume を配置し Landscape にフィット

UE5_RVT_006.png UE5_RVT_007.png
  • RVT Volume をレベルに追加

  • 「境界を設定」ボタンで Landscape の範囲に自動フィット


5. Landscape マテリアルで RVT 出力を設定

UE5_RVT_008.png UE5_RVT_009.png
  • RVT Output ノードを使用

  • Height と Color を、それぞれの RVT に接続

  • Landscape の描画内容が RVT に書き出されるようになる


6. オブジェクト側マテリアルで RVT をサンプリング

UE5_RVT_010.png
  • Runtime Virtual Texture Sample ノードを使用

  • Color 用 RVT を指定

  • Landscape の色情報(アルベド)を取得し、他のメッシュに反映可能


Tips


RVT を使用すると、Landscape の巨大なテクスチャを効率的に共有できるため、
Grass、Rocks、Cliff Mesh、建物の基部などに自然な色馴染み(Blending)を実現しやすくなる。
  • Height RVT を併用することで、Slope Blending や Cliff Mask などの高度な表現が可能

  • VT サポートは比較的負荷が低いが、RVT Volume のサイズを必要最小限にすると良い

  • RVT 更新はコストがあるため、動的に地形が変形する場合は注意


まとめ

  • 必要最低限の VT 設定は「VT サポート ON」「インポート VT OFF」。

  • Height / Color 用に 2 種類の RVT を作成し Landscape に割り当てる。

  • RVT Volume を配置し Landscape へフィット。

  • Landscape マテリアルで RVT Output を使って Height/Color を書き出す。

  • オブジェクト側は RVT Sample でカラー情報を取得してブレンド可能。

RVT によって Landscape と周囲オブジェクトの統一感が向上し、より自然なシーン構築が可能になる。